副業を極めたい金融マンげんのブログ

宅建持ちの現役金融マンです。釣り、ラーメン、体験談、スロット攻略、ネットビジネス、資産運用などについてブログを書いています。

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『プルデンシャル生命にスカウトされてきた話』外伝 外資系保険会社の友人と飯食ってきた


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おはこんばんちは、げんです。
今回は『プルデンシャル生命にスカウトされてきた話』の外伝です。

CIP2とCIP3の間に、プルデンシャル生命と限りなく近い環境で戦う友人と話してきたので、その時のことを書きます。

前の話はこちらから。

 

 

 

www.gen-hukugyo.com

 

 

 

では、『プルデンシャル生命に行ってきた』シリーズの外伝、外資系保険会社の友人と飯食ってきた、スタートです。

 

 

①ヘッドハンティングの電話

②所長面接

③CIP1

④CIP2 

4.5 外資系の友人と飲み ←今ココ(戻りました)

⑤CIP3 

⑥役員面接1

⑦役員面接2

⑧エリア長?面接

 

 

 

 

ソニー生命のA君

 


A君、私よりも前に外資系の保険会社にヘッドハンティングされて、転職して3年くらいになります。
前職も金融機関で、私とは違う組織でかなりの数字を挙げたそうで、スカウトされたそうです。
私とは考え方というか、人種が違う感じで、考える前にとりあえず行動してみる、みたいな本能型タイプです。

ちなみに私はゴリゴリの理性型

頭で考えてからしか動きません。

 


転職先はソニー生命で、プルデンシャルの分身とでも言いますか。
元々はプルデンシャルもソニー生命も同じ会社だったんです。
色々あって分裂(喧嘩別れ)したんですが、元は同じ会社だけあってかなり似てる所が多いそうです。
主に、キツい所とかw

 

実は私もA君と同じ時期にソニー生命からヘッドハンティングされてるんですが、当時の私は現職に夢中で、秒で断ったんです。
A君は当時の職に不満を感じていたらしく、秒で転職したそうなので私とは真逆の決断をしたんですね。
さすが本能型と理性型、反応がこうも違うとは面白いもんです。

 

 

でA君、頑張っているそうです。
年収(手取)は数千万円くらいだそうで、別に業界では普通らしいです。
私の数倍の額なんですがそれはw
なんか高そうな時計してるし、見た目もまさに保険屋。
なんていうか、気取ってるっすよね。

わかります?保険屋の気取ってる感。

私は好印象は抱きませんね。

 


そんな年収数千万円プレーヤーのA君。

多分彼から見た私はスロットとかやって必死に小銭稼いでるコガネムシ程度に見えたでしょう。
今日飯に行ったのも友人としてではなく、プルデンシャル生命にスカウトされたと聞いて興味が湧いた対象になったから、くらいかもしれません。
そして、話して感じたものは、やっぱり彼等は人種が違ったという事実でした。

 

 

A君、食い付く

 


ほんの出来心だったんです。

A君とは転職前は結構仲良くしてて、安い居酒屋でヒヨッコ金融マン同士、あーじゃ無いこーじゃ無いと結論の出ない議論をどちらかが酔い潰れるまでやってた仲でした。
で、だいたい私が先に酔い潰れて寝て、起きたら2人でタクシー拾って、私が詫びにタクシー代払ってA君を先に送り帰宅するってことを月1くらいでやってました。
でも、A君の転職後はあまりやらなくなったんです。
こちらカレンダー通りの休みで金曜か土曜が1番飲める曜日ですが、彼はその時間が1番仕事忙しいとか。
たまにこっちが有給取って予定が合ったら飯行きましたが、なんか前とは違う。
楽しくない。
つまらんからすぐ解散。
気にし過ぎかもしれませんが、なんか上から物言われてる気がして、こっちもA君に対して態度が変わってたのかもしれません。
そんなこんなで疎遠になってたA君に、ネタになるかな、くらいのノリで連絡したんです。

 

 

私「久しぶりー
プルデンシャルのスカウトに声かけられたんだけど、どう思う?」
A「マジで?
久し振りに飯行かん?
色々と話せることもあると思うし。」

 

 

マジか。
お前、この間まで金土は忙しいって言ってなかったっけ?
まぁいいや。そんな感情以上に今の私にはA君の情報が欲しい。
早速時間を合わせ、とりあえず駅で集合します。

 

 

いや、A君、お前凄えよ

 


A君との待ち合わせは土曜になったので、私は朝からスロットに行き大敗w
7万円を失い、失意の中で駅を目指します。
車を家に置きに行き、徒歩で20分で駅に到着。
早めに着いたのでコンビニでタバコを吸いながら他のブログを書いて時間を待つと、A君が登場します。
飲みに行くって言ってるのに車でw

 

 

え、おれ言ったよね、飲むからって。
A君も飲むって言ったよね?
今のご時世に飲酒運転ってやばいって知ってる?
じゃお前飲むなよ?
てか、冷めたからおれ帰るわ。

って思って舌打ちした瞬間、

 

 

A君「いつもの店ならコインパーキングの立駐からの方が近いだろ、乗ってけよ」

 

 

と。
レクサスで。
昔はビッツだったのに。
車に乗り、お前帰りどうすんの?って聞いたら、

 

 

A君「いや、代行に決まってるっしょ。
タクシーよりこの車のほうが乗り心地いいから。」

 

 

そもそも歩くなんて選択肢無いんかい!
まぁタクシーでよく帰ってたけどね、昔も。
代行の選択理由が乗り心地ってお前。
世界かわったな。

 

 

で、飯屋に来ても、なんか違和感を感じます。
昔はパチンコで勝ったときに奮発してやっと来れた店。
別にすごくお高い店でもないし、お姉さんもいない、チェーン店ではないけどまぁ少し高めの店くらいのとこです。

私は当時よりスロットで随分稼げるようになりました。
月にしてリーマンの月収くらいスロットでの別収入があり、年収は現職の店長を超えています。
店長より密かに稼いでいる下っ端の私。
支店の誰よりも経済的に豊かな下っ端の私。
現職の飲み会なんかでは、「あぁ、副業出来ないとこんなにも金に細かくなるんだな。」と上から見てます。
だって一円単位で割り勘するんだもん、めんどいからおれ万券置いて帰っていい?ってなるんです。
なので、正直この店は普通に来れるようになってるんです。
ところがA君、凄えんです。

 

 

A君「やっぱ店変えない?お互いオトナになったんだし、正直ここにいるとこ誰かに見られたら恥ずかしいわ。

 

 

は?ここが恥ずかしい?
いゃ、この街ではそこそこの店よ?ここ。
むしろステータスになるまであるよ?
凄えなA君、かわったな。

 

 

私「そうだな、確かに。」

 

 

意地張って合わせちゃったりw
で、A君に店選びを任せて移動します。
レクサスで。
道中、軽く近況報告をします。
A君随分前に彼女と別れて今はフリーで遊んでる、とか。
私は結婚はしたけど子供はまだ、とか。

 

 

で、着きます。
なるほど、これは私に合わせたかな?
寿司屋ですけど、私でもギリ手が届くとこです。
妻や後輩を連れて、本当に祝い事とかのときに何度か来たことがあるとこです。
A君的には最低ラインなんでしょう。

 

 

A君「とりあえずここでいいかね?」

 

 

とりあえず、ね。
凄えな。

 

 

A君、絶好調

 


とりあえずビールで乾杯。
なんだ、ビールは飲むのか、最高級の日本酒とかしか飲まないと思ったわ。←既に卑屈

 

で、ソッコーでプルデンシャル生命について聞かれます。

 

 

A君「お前、やったじゃん!プルデンシャル!
ソニー蹴ったって時は意味わからんかったけど、プルデンシャルも稼げる会社だぞ!今日はお祝いだな!」

 

 

おいおい、まだ受かってもないし、受かっても行くかどうかも決めてないんだよ。
そしてソニー断ったことは意味わからんと思っていたのか。心外だ。
その辺のとりあえず勢いで話すみたいなとこはかわってないんだな。

 

 

A君「ソニーもプルも稼げるって!正直、5000万とか行くぞ、普通に!おれも去年それくらいだったし!」

 

 

マジか、それマジか!
数千万って1000万とか2000万とかじゃないのか!
支社長とか所長が言ってた年収、マジな世界だったのか!
正直信じてなかったわ!

 

 

A君「で、いつ転職?昔みたいにライバルに戻るんだなぁ。楽しみだよ!お前契約取りそうで怖いけど!」

 

 

突っ込みどころ多すぎだろ。
まだ転職決めてもないし、受かってもないんだって。
で、何、後半。
今はライバルでないし、楽しくもないって?
失礼しちゃうわ。
まぁ、事実だから何も言わないけどね。

 

 

私「いや、まだ決めてないんだよね、受かったとしても。
結婚もしたし、フルコミッションって良し悪しじゃん?
厳しい世界だと思うし、、、
今の職場は辞める方向で考えてるけど、だからと言ってプルに行くとも行かないともまだなんとも言えないんだよね。」


A君「は?

 

食事開始5分で空気が凍るw

 

A君「なんでためらう?」
私「いや、今それ言ったじゃん。」

 

凍った10秒後には、空気が凍るどころじゃない。
空気が無くなるw

 

A君と私「、、、グビッ(無言)」

 

さて、どうするか。
まだ開始6分も経ってない。
なにより、寿司屋に来たのにまだ寿司食ってないw

 

 

私「別にそんなに金要らんし。
年収800万を超えたら幸福度に大差が出なくなるって言うし、おれ自身今の年収があればこうして友人とうまい飯食いに来れるから不満は無いしね。
金以外にもやりがいがあるって話、こないだ聞いたけど、正直建前にしか聞こえんかったわ」
A君「、、、」

 

あれ?思い切ってこっちが先に話してみたんだけどな。しかも結構踏み込んで。
考え中?無視?
なんか言ってよ。

 

 

A君「、、、グビッグビッ(無言)」

 

 

うん。

やっぱA君かわったわ。
勢いだけの奴だと思ってたけど、ちゃんと間を取ることも出来るようになったんだな。
で?何を言う?
随分待ったからハードル上がってるよ?

 

 

A君「お前、向いてないよ。
やめとけ」

 

 

は?これ、支社長の煽りとは違うよな?
マジなやつじゃん。

 

 

私「は?なんで?」
A君「そんなこともらわからないなら、もうこの世界に関わらない方がお前のためだよ。
やっても、もって1年だな」

 

こっちが与えた情報以上にグイグイ突っ走っていきます。
お前が予言者でもないなら、そこまで言い切るのはナンセンスだろ。
A君、絶好調で飛ばし過ぎだよ。

 

 

予言者、A君

 


A君「お前、なめてるよ。」

 

!!!


 

やるな、A君、確かにそれは私も思っていた。
私なら、なんとなくやれるんじゃかいかな?って。
多分おれ、やる方の人間だし、なんて。
ただ、その程度では通用しないとも思ってて、だからA君と飲んで雰囲気を感じたいと思ったんです。
できる、程度じゃない。現職の業界で伝説になるくらいじゃないと通用しないんではないか、と思ったんです。

 

 

A君「考え方が。」

私「は?考え方?」

A君「そう。
そんなに金要らん?
じゃあそもそも今のままでいいじゃん。
余る程金稼がないと割に合わないくらいきついよ、この仕事は。
金以外のやりがいを建前としか思えない?
そうだよ、その建前を正義に頑張るんだよ、おれたちは。
そこにバカになれない奴はそもそもやっていけないよ。」

 

グゥの音も出なかったです。
現場の声の重みというか。
私が知りたかった事の全てを、最短で指摘してきた。

 

 

この男、予言者だったのか。

 

 

その後

 

 


後は仕事について話すことはありません。
うまい寿司を食い、うまい酒を飲む。
昔話を肴にして。
昔と同じ形になりましたが、環境はかなりかわっていました。
ただ、酔い潰れる程飲むことはなかったです。
昔は共感していた人が、今は共感できない。
A君にしたら、ソニー生命に転職してから私は共感できない相手になっていたのかもしれません。
きっと、ライバルであり理解者であった人間を失ったと思っていたんでしょう。

それが、また帰ってくる。
私なら、プルデンシャルというソニーと似た境遇にチャレンジするだろうから。
A君としてはチャレンジしてほしいし、当然すると思っていたでしょう。

 

 

しかし、私の言葉は期待外れ。
燃えない冷めた目線での現実論。
頑張るためでなく、守りしか無いオトナの意見。
つまらない奴になったな、って言葉を何度も飲み込んだように感じました。

 

 

そうだな、おれもかわったのかもな。
確かに年とってきて、突っ走るより転ばない選択が多くなった。
逆にA君転んでも気にせず突っ走る人だし、転職後はさらに突っ走ってる。
私とは全然違う。
そう考えたらA君が男としてかっこいいし、羨ましい。
結婚したから、もう若くないからなんて守りに入った自分がダサく感じる。

 

ただ、忘れてないよ。
余る程金稼げないと割に合わないって言ってたこと。
つまり、5000万でやっと割に合う程に過酷な仕事であり、レクサスを転がしたり、それなりに良い店にいたら恥ずかしいと思う程の稼ぎでないと耐えられない仕事だって言ってたこと。
建前を盾にしないといつでも心が折れる環境だって言ってたこと。

その選択、今は夢中でわからないかもしれんけど、数年後に正解だったって言えるか?
先が見えないその業界で、稼いだ金をそんなじゃぶじゃぶ使っていいのか?
辞めた時のこと考えて蓄えておいたほうがいいんじゃないか?

 

 

そんな守りな考えなら参入しないほうが良いんでしょう。
だって彼らは人種が違うんだから。

 

 

総括

 


いや、有意義な時間でした。
業界の生の声を聞けて参考になったし。
プルデンシャルに限らず外資系の保険会社に転職を考えている方、どうでしたか?
あなたはA君のようにバカになれそうですか?
なれそうもないなら、辞めた方が良いそうです。


私はバカになろうという気持ちが強くなりましたけどw


でもやっぱり、私は転職しないんだろうなぁと客観的に思ったり。


以上にしようと思います。
今回も長文になりましたね。
全部読んでくれた読者様、感謝と同時に心配します。
暇なんですか?w
時間は有意義に使いましょう。

以上、ご愛読ありがとうございました!

次回も外伝続きます。

 

 

 

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