おはこんばんちは、弦之助です。
今日は、大変ムカつくことと、心温まることがありました。
大変ムカついたこと
午後の営業が終わり、帰宅準備を終えた弦之助。
定時まであと40分。
このままボーッと過ごすのもなぁ。
よし、もう一軒行くか!←居酒屋ハシゴのノリ
で、無事に契約取れずに帰ったんです。
すると、営業室に誰もいない。
来たか、ついにこの時が。
強盗だ!!110番しなきゃ!!みんなヤラれた!!
ガチャ。
上司「おい、弦之助君、どこ行ってたんだ。会議始まってるぞ。」
なんだよ、生きてたのか。
間違えた。
良かった、無事だった。
てかさ、今日会議やるなんて言ってた?
言ってなかったよ?
だってホワイトボードにも書いてないじゃん、ほら。
つまり、私が外回り行ってた25分かそこらで誰かの思いつきで事故的に発生した会議でしょ?
だって定時まであと10分ってタイミングで会議やるなんて思わないじゃん。
会議の内容はまったく覚えていない。
定時を過ぎてから1秒1秒数えてて250を超えた時、頭が真っ白になったから。←寝ていたとも言う
まぁ、どうせ、恒例の「おいてめぇら、数字どうなってんだ会議」だと思うから、どうでもいいでしょ。
さて、会議が定時を30分も過ぎて終わり、上司が声高らかに言います。
上司「残業でないから早く帰ってよー」
そこまで大っぴらにコンプラ違反する姿、逆に清々しいです。
じゃ私はその言葉に従い、帰ります。
私「お先に失礼し、、、!!??」
言葉を飲みました。
だって、だって、、、
さっきの不毛な会議の内容をこれまた不毛に掘り下げる2人と、それを囲んでる数人かがなにも発言せずに「ここにいるよアピール」してるんだもん。
何の意味があるの?その行動。
っていう同感の同僚たちがまるで関ヶ原の戦いから撤退する島津軍のように中央突破で退店します。
私も続き、無事撤退に成功。
時、既に定時から40分過ぎ。
あぁ、今日はもう良くない一日だったわ。
そんな気分で帰路に着きます。
ほら、定時に帰れないからこうなるじゃん。
私の主戦場となるメインホールに着き、目の前で悲劇が起きます。
あと5歩の差でハーデス870Gを取られる。という悲劇が。
あーあ、これマジ損害賠償もんだよ。
定時に帰れてたら確実に取れてたもん。
期待値にして約7000円くらい?
つまり、サービス残業で時間を失い、約7000円の台も取れなかった。
時間も金も無駄に浪費したんです。結果的に。
もうこうなったらアレしか無い。
LET'S GO TO FISHING!!
ですね!
これでしょ、他に台も無いし!
少しの時間、そうだな、19時頃になったらまたホールに帰ればいいじゃん!
ってことで、池に移動。
いや、定時に帰れなかったこと。目の前でハーデス870Gを取られたこと。
これは許し難い事実です。
帰り際に御局様が
私「お先に失礼します。」
御局「はい(小声)」
、、、
お疲れ様でした、だろ、返しは!
はい(小声)じゃねえだろ!!
ってなったことは、許せませんよ?
でも、いいじゃんそんなことって思わせてくれるのが釣りなんですね。
さぁ、やるぞぉ!←むしろスロット打てなくて良かったと思っている
19時
お、時間か。
そろそろ切り上げてホールに向かおうか。
?「すいません、この辺にスマホ落ちてませんでした?」
私「??
この辺には無かったと思いますよ、多分。」
釣竿を持った若者がどうやらスマホを落としたようだ。
そうか。
じゃ、さよなら。
なんて私は言えない。
私「どこで落としたか心当たりはあります?
とりあえず鳴らすからケー番教えてくれます?」
若「あ、あ、すいません。
番号は、。。。
心当たりはあそことあそこです。」
私「(ダイヤル回しながら)じゃ、鳴らしっぱなしにしときます。
僕は左回りで探すんで、右回りで合流して下さい。」
若「いや、そんな、申し訳ないですよ。。。
すいません、助かります。」
自分の分身とも言えるスマホを落としたとなっては、若者も気が気じゃないでしょう。
こんな私が役に立てるなら、と共にスマホ探しの旅に出ます。
私の中で、ホールに向かって金を稼ぐより、釣りを続行するより、彼のスマホを見つけることが最優先されたんですね。
当たり前でしょう、だってすぐ見つかると思ったもん。
他人のスマホが見つからない
いや、全然無いんです。
鳴ってはいるので池ポチャはしてない様子なんですが。
何せ一周2キロくらいある池を探すのは並大抵ではなかった。
実は車にあったとかってベタな展開は嫌だったんで先に見に行ってもらい、お互い釣りを車に置き、本腰を入れます。
時間、既に19時半。
スロットを打つには限界が近い時間です。
が、暗くなってきていることもあり、スロットのことなど頭の片隅にも出てきません。
彼のスマホを見つけるにはどうしたらいいか。
その事のみを目的とし、必死に頭を使います。
彼も必死に思い出します。
若「あ、今日はケツのポッケに入れてたんで、多分柵を乗り越えたとこにあると思います!」
私「それです!
今日超えた柵を片っ端から探しましょう!」
あった。柵のちょっと下に。
いや、オチもクソも無くて悪いんですけど、無事に見つかったんです。
メチャクチャお礼言われましたね。
鳴らしてたことによりランプが光って、それで見つけられたんです。
いや、力になれて良かった。
なら、オチなんて無くていいじゃん。ねぇ?
おや?不満ですか?
良かったじゃん!見つかってハッピーエンドで!
つまらんとか思ったあなた、心が荒んでますよ。
で、もう暗いので駐車場に向かいながら少しの世間話。
最近釣れる場所の情報交換とか。
仕事はどこの街でやってるのか、とか。
おい、茶番はその辺にしとかないと駐車場に着いちゃうぞ。
竿くれてもいいんだよ?
最悪ルアーとかでもいいんだよ?
現金は、まぁ、プライベートならいいか。
大人なら、お礼の仕方ってもんがあるだろうよ。
若「じゃ、またどこかで(なぜか半笑い)」
人助けなんてくだらねぇ!!!
(でもまぁ、心が温まったんで良しとします。
取れなかったハーデスは出てなかったし。)
以上にします。
今日もお疲れ様でした。