2020年11月17日更新。
バイブレーションって結局どれが釣れるのかわからん。
この記事では、そんな方のお悩みを解決すべく、下手っぴな私でも釣れるおすすめルアーを紹介します。
これでバイブレーション選びの悩みは解決必至です。(多分)
もくじ
バイブレーションの特徴
さて、ルアーの紹介をする前にバイブレーションの特徴を紹介します。
バイブレーションの特徴とは。
①全ルアー最遠
遠投性能が全ルアー最遠クラスです。
基本的に平べったい形のルアーなので、空気抵抗が少なくカッ飛んでいきます。
釣れなくても投げてるだけで気持ちいいレベル。
投げるのが気持ち良すぎて、気が付くと投げて高速で回収してまた投げるっていう釣りとは別ゲーになってしまうので注意が必要です。
それくらいよく飛びます。
②全ルアー最速
サーチベイトとして使うなら全ルアー最速クラスです。
前述したようにカッ飛ぶ。
そして沈むのも早め。
加えて全力で早巻きできます。もちろん姿勢を崩さずに、です。
結果、初めて来た池の地形調査が最速クラスではかどります。
③アピールは弱め
クランクベイトやスピナーベイトが水を「押す」系のアクションをするのに対し、バイブレーションはシャッドに近く水を「切る」アクションをします。
「押す」より「切る」のほうがアピール力は弱いです。
そのため、同じポイントに何回投げてもポイントがあまりスレないという特徴があります。
なんなら同じポイントに何回も投げたほうが釣果が上がるまであります。
バスの目の前を何回も通してリアクションで喰わすイメージですね。
④全ルアー最掛
全ルアーで最も根掛かるルアーの一つです。
クランクベイトのようにリップが無い上にトリプルフックがむき出しなので。
レイダウン、ブレイク、岩。
ストラクチャーがあるところを通せば高確率で掛かります。
そんなところは別のルアーを使いましょう。
たまにバイブレーションで平打ちさせるとかって言ってる人はいくつルアーを失ってもなんともない富豪なんでしょう。
ストラクチャーが無いオープンエリアで使いましょう。
ダブルフックに換えると少しは改善します。
バイブレーションの使い方
では、バイブレーションの私的に代表的な使い方を紹介します。
①サーチベイト
良く飛び、良く沈む特性を活かし、初場所の地形探索に使います。
ただし根掛かり回避性能は激低ので、ボトムで放置したりストラクチャーがありそうなところをタイトに通す使い方は避けましょう。
②他のルアーでは届かない場所を狙う
良く飛ぶので、沖に生命感があるときに使います。
他のルアーでは届かない場所でも届く距離ならバイブレーションの出番です。
ただし、沈むのが早いので要注意。
ボイルしたところでゆっくり誘いたいって時はあっというまに沈んでいくので向きません。
竿を立てて早巻きしないとシャローを通せないので悪しからず。
③手早く探る
春や秋に特に使う形です。
夏のようにシェードを狙えばオッケーって状況じゃないとき。
どこにバスがいるかわからないときなど。
とにかく数を投げて探りたい状況ではバイブレーションが活躍するでしょう。
投げて巻き、投げて巻き、反応を見ます。
特に秋は、探るだけじゃなく釣果にも期待できるのでおすすめです。
④冬の主役
冬はバスのやる気が最も下がる季節。
普通に釣ろうとしても釣れません。
そんな時はバイブレーション。
バスが本能的に口を使ってしまう「リアクションバイト」を引き起こさせましょう。
ただ巻き、リフト&フォール、早巻き。
どのアクションもリアクションバイトに効果的なので、冬の主力間違いなしです。
動かし方
少し前述した動かし方を紹介します。
①ただ巻き
投げて、ただ巻くだけです。
それだけで小刻みなアクションをし、バスの近くを通すことが出来ればリアクションバイトを誘えます。
ポイントは、一定層を巻くこと。
早すぎず遅すぎず、同じ深さを巻くことを意識しましょう。
②リフト&フォール
ただ巻きで反応が無い場合、リフト&フォールです。
ただ巻きは横の動きでリアクションバイトを誘うのに対し、リフト&フォールは縦の動きも加えてリアクションバイトを誘います。
レンジが定まらないときに有効です。
③早巻き
ただ巻きでもリフト&フォールでも反応が無い場合の最終手段、早巻きです。
バスに考える時間を与えないようにするため、かなり早く巻きます。
これにより、ただ巻きやリフト&フォールを見切っていたバスが口を使うことがあります。
欠点は、小バスの当たりが楽しめないこと。
早巻きだとバイブレーション自体の巻き抵抗がそれなりにあるので、小バスが釣れていた場合は引きに気づかずに陸まで引きずってしまうこともあります。
はい、ここ笑うとこですよー。
おすすめバイブレーション5選
①TN60(Jackal)
ロングセラーにして現代でも最強のバイブレーションです。
最大の特徴は口がタングステンになっていること。
これにより飛距離、スイミング姿勢が高い次元で実現されています。
また、ストラクチャーがある場合は最初に口のタングステンがストラクチャーに当たることにより、根掛かりを回避しやすい作りです。
サイズのラインナップも豊富で、最もオーソドックスなTN60を軸に重くしたり軽くしたりするだけで色々なレンジを快適に探れます。
バイブレーションを使うなら1つはボックスに入れておきたいルアーです。
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②レベルバイブ(RAID JAPAN)
レベルバイブも高い評価を集めるバイブレーションの1つです。
特に優れている点は、立ち上がりの早さとボトムで立つこと。
立ち上がりの早さは、レベルバイブの特徴である背中にあります。
背中を尖らせた作りのため、水の抵抗が減り、スッと立ち上がるそうです。
巻き抵抗が弱いので、早巻きをしても疲れにくい点も私は好きですね。
また、ボトムで立ちます。
これについては理由は知りません。
はい、ここ笑うとこですよー。
理由は知らなくてもボトムで立つので、バックラッシュ直してる間に根掛かりしてた。。。って展開が少ないです。
私的に印象に残っている釣れ方は、ワームでも釣れなかったら見えバスを仕留めたこと。
ワームで何度も何度もアプローチしてもフルシカトだった天才君。
仕方なくベイトタックルに持ち替えて1投目、レベルバイブの早巻きでワンパンでした。
お試しあれ。
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③TDバイブレーション(DAIWA)
安くて釣れると言ったらダイワのTDバイブレーション。
ザ・ふつーのバイブレーション。
ふつーに釣れるのに安いんです。
TDバイブレーションは安いので、色とか重さとかを何種類も揃えたいですね。
私的に最強は金黒カラーです。
また、面白いのがラトルの音が2種類あること。
ジャラジャラとうるさいタイプと、ゴロゴロと重低音のウーファータイプ。
高い音は集魚力、低い音はデカバス率が高いと言われているので、狙いたいバスで変えましょう。
サイズは2種類ありますが、正直どっちでもいいと思います。
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④ブザービーター(エバーグリーン)
条件がハマるとデカバスがバンバン釣れるのがこのブザービーター。
特徴は、バイブレーションの中でもトップクラスのアピール力です。
「リップが無いクランクベイト」なんて言う人もいる程、強いアクションをします。
音が3種類あり、デフォルトのハイサウンド、サイレント、激し目のタングステンとあります。
アピール力の順番は、タングステン>ハイサウンド>サイレント。
状況で使い分けましょう。
さて、「条件がハマると」の条件とは。
秋の濁りが入った4mくらいのレンジを引くとき時、です。
とにかく強いアピール力で、バスがルアーを見つけづらい時でもしっかりと釣果を出すことができます。
ただし、浅いレンジを引くのは苦手なので、4mくらいのレンジを攻めたいときに使いましょう。
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⑤バイブレーションXダイナ(メガバス)
よく飛び、よく泳ぎ、アピール力強め。
そして小さめ。
これがバイブレーションXスマトラの特徴です。
サイズは小さくてもデカバスが喰ってくることも多く、私自身も冬に48cmが釣れたこともあります。
小型野池にはこのルアーがドンピシャな気がしてます。
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まとめ
紹介した5つのバイブレーションですが。
ぶっちゃけサイズ感合ってればどれでも釣れる。
行ってるフィールドに合わせて使い分けましょう。
おわり。