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いらっしゃいませ。
この記事にたどり着いたあなたは、投資信託に興味がある人でしょう。
ご安心下さい。
この記事では、現役金融マンの私が初心者の方にもわかりやすいように投資信託について解説します。
そもそも投資信託って何?って人。
今まで預金しかしてなくて、投資してみたいけど投資信託ってどうなの?って人。
参考にしていってください。
もくじ
投資信託とは?
そもそも投資信託って何?
って話から解説します。
投資信託を超要略して表現すると、『プロに丸投げする投資』です。
ただし全部を丸投げするわけではなく、なんとなくの方向性は自分で決めます。
例えば、日本の株式を中心にプロが運用する商品、国外の株式を中心にプロが運用する商品、国債や社債(国や会社の借金を買うもの)などの債権を中心にプロが運用する商品などなど。
難しく考えたら負けです。
いろんなタイプがあるんです。
そんな認識でオッケーです。
また、運用の仕方も2つのスタイルがあります。
ドラクエに例えると、ガンガンいこうぜといのちをだいじに。
リスクを負ってデカいリターンを取りに行くパターンと、リスクを少なめに手堅くリターンを取りに行くパターンです。
リスクとリターンの比較をすると、
・投資先→株式>その他>債権
・スタイル→ガンガン行こうぜ>いのちをだいじに
だいたいこんな感じ。
投資してみたいけど手堅くいきたいなーって人は、債券中心に投資している商品のいのちをだいじにスタイルが最も手堅いです。
逆にせっかく投資するならデカく勝ちたいぜ!って人は、株式(特に海外の成長株中心)を中心に投資している商品のガンガン行こうぜスタイルが最もガンガン行ってます。
そんな感じ。
最後に投資信託の特徴として、基本的に長期投資の商品が多いです。
数年っていう単位での運用ではなく、何十年ってくらいの長期的な運用で結果を求めています。
投資信託とは?
ってのは、こんな感じの投資商品です。
投資信託のメリット
投資信託のメリットはいくつかあるので紹介していきます。
①お手軽感
投資信託は前述したとおりプロが運用します。
買主である私たちは、なんとなくの方針を選ぶだけ。
つまり、結果はプロ次第ってことです。
自分の選択が結果に直結する株式投資や不動産投資とは違います。
そういった意味で初心者向けであり、お手軽感がメリットです。
②ある程度は放ったらかしで良い
忙しい人って、時間が無いですよね。
例えば、1分単位で株価のチェックとかできないし、なんなら一日一回の株価チェックも時間が無くてできないですよね。
そんな人に投資信託は向いています。
プロ任せが故に自分が構わなきゃいけない時間が少ないので、忙しい人向けなんですね。
サラリーマンにお勧めなんて言われてます。
他の投資ではある程度構ってあげないといけないので、放ったらかしで良いのはメリットですね。
投資信託のデメリット
続いて投資信託のデメリットを紹介していきます。
①手数料がかかる
投資信託の最大のデメリットは、手数料がかかることです。
投資信託の手数料には、
・売買手数料
・信託報酬(管理手数料みたいたもの)
・信託財産留保額(解約手数料)
があります。
中にはノーロード投資信託(手数料がかからない投資信託)もありますが、気にしなくていいです。
イメージで把握してください。
投資信託は手数料がかかる。
これが投資信託のデメリットです。
②元本を割ることもある
銀行などの預金と違い、元本を割ることがあります。
いかにプロの運用とはいえ、外すときは外します。
運用実績が悪ければ、元本を割ります。
投資信託がおすすめなタイプの人
投資信託がおすすめなタイプの人っているんです。
少し前述した内容も含みますが、参考にしてってください。
①投資デビューしたい人
投資デビューしたい。けど、よくわからないからビビってる。
そんな人にはおすすめです。
元本割れのリスクはありますが、株式投資等に比べたら初心者にも買いやすい商品です。
②忙しい人、めんどくさがりな人
値動きのチャートなどを頻繁に見る時間が無い人にはおすすめです。
ある程度はプロ任せなので、他の投資ほど運用チェックをしなくていいからです。
もちろん、たまにはチェックが必要ですが。
投資信託がおすすめできないタイプの人
①自分で他の投資が出来る人
投資信託はデメリットに手数料があります。
他の投資をするにも手数料はかかりますが、投資信託よりも安いことが多いです。
自分で投資すれば運用実績を総取りすることにもなるので、あえて投資信託を買う必要も無いでしょう。
②自分で運用を全て決めたい人
自分は素人だけど、相手がプロであろうと任せたくない。
自分で運用を全ての決めたい。
そんな人はいませんか?
私です。
きっと同じ気持ちな人もいると思いますが、そんな人たちには向きません。
株式投資やFXなど、全部自分で決めるタイプの投資の方が向いてます。
③投資で絶対に損をしたくない人
デメリットの項目にも書いたように、運用実績の調子が悪いと元本を割ります。
投資に絶対はありません。
プロが運用しても、調子が悪いときもあります。
リスクを負ってメリットを取りに行くのが投資なので、絶対に損したくない人にはおすすめてきません。
④短期的に投資をしたい人
前述した通り、投資信託の多くは長期的な投資を目的としています。
何十年っていう単位での運用をしているんですね。
そのため、数年単位の短期的に投資をしたい人にはおすすめてきません。
とはいえ、短期的に投資が出来ないってわけではないので商品内容をよく理解して投資がしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
まとめると、
・初心者や忙しい人が、長期投資するのに向いている。
・上級者や短期投資をしたい人や元本割れを絶対に避けたい人には向いていない。
・プロに運用を任せるため手数料がかかる
これが投資信託です。
超絶要約すると、手数料かかるけど管理が楽な投資って感じですね。
低金利な現代において、資産の運用に悩んでいると私に個人的に相談があったためこの記事を書きましたが、誰かの役に立ったら幸いです。
投資信託の始め方
最後に、投資信託の始め方を紹介してこの記事は終わりです。
っていうのも、投資信託や株式投資を始めるには証券口座を作らないと始められません。
結構銀行の普通預金で始められるって思ってる人がいるんですけどね。
証券口座とは、簡単に言えば投資用の口座みたいなものです。
ここにお金を入金してから投資信託を購入するって流れになります。
証券口座は大きく2つの始め方があって、これがかなり重要なんですね。
証券口座の作り方
①金融機関の窓口で口座を開設する
金融機関の窓口で口座を開設する方法があります。
証券会社はもちろん、銀行でも取り扱っている所も多いです。
今使ってる金融機関で聞いてみてもいいかも。
②ネットで口座開設する
ネットでも証券口座を開設することは可能です。
ネットで申込みをすれば申込書が届くので、あとは指示に従えば作れます。
メリット、デメリット
じゃ、どっちがいいの?って話です。
どちらも一長一短なので、メリットとデメリットを比較していきます。
①金融機関の窓口で開設する場合
・メリット→プロに相談が出来る
プロに相談が出来るのが金融機関の窓口で口座開設する場合のメリットです。
めんどくさい口座開設の手続きも、実際に投資信託を購入するときも、プロが相談に乗ってくれます。
だって成績になるから。
ただし、悪い担当だと自分の成績に有利な商品を進めてくるので要注意。
・デメリット→手数料が高い
担当者がいるってことは、当然ですが手数料が高いです。
ぶっちゃけた話、金融機関的には投資信託を売ると手数料がおいしいので、担当者の成績的にもおいしい金融機関が多いです。
②ネットで開設する場合
・メリット→手数料が安い
手数料が安いです。
例えば普通預金から証券口座へお金を移したり、逆に戻したりする手数料が無料だったり。
ノーロード投資信託(手数料無料)の取り扱いが多かったり。
先のことを考えると、これから何度も取引するかもしれない手数料が安いってのはかなり大きいメリットですよね。
・デメリット→プロに相談できない
口座開設の時は、カスタマーセンターみたいな所に相談できるかも。
実際に投資信託を買うときは、プロに相談できません。
その代わり、投資セミナーを開催したり、頻繁にメルマガを送ってくれる所が多いです。
以上です。
どちらが自分に合っているか考えて開設するといいでしょう。
あ、すいません。
別にどっちかしか開設できないなんて決まりは無いので、両方開設しても大丈夫です。
NISAって特別な枠だけは1つの金融機関でしか作れないので要注意。
最後に、私がおすすめするネットの証券口座のリンクを貼っておきます。
悩んだらとりあえずここで開設しとけばいいと思います。
おわり。