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『心療内科(精神科)に行ってきた話』①不安MAXで初めての心療内科に行った体験談


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最近ニュースでもよく見ませんか?

鬱の人が増えててなんだかんだとか、心療内科がなんだかんだとか。

好きな芸能人やユーチューバーが活動休止とか。

なんか悲しいニュースを私はよく見る気がします。

流行なんでしょうか。

と言ってる私も流行に乗り、最近仕事にメンタルをやられまくってとある日に生まれて初めて心療内科(精神科)へ行ってきた時の日記です。

 

ストレスチェックが数年連続で一番悪い結果だったことに加え、とある日の仕事で3年分のストレスを一撃にまとめたようなストレス爆弾を食らいノックダウン。

具体的な症状としては、

 

・夜はほぼ寝れず。

・寝れないとつい考えちゃう仕事のことを思うと動悸がヤバくなる。

・考えれば考えるほど気持ち悪くなる。

・思考が破滅思考になる。

・○んだほうが楽なのではないか。と思うようになる。

 

ってなって、「あ、これヤバいやつかも」って自覚しました。

翌朝は仕事の格好まで着替えはできたんですけどね、朝飯即リバース

家族曰く、「顔色が死んでた」らしいです。

うん、完全にメンタルブレイクしてますねw

仕事のこと考えなきゃなんともないんですけどね、心って不思議。

 

で、心療内科について調べて行くことに。

初めて心療内科に行くのって、不安でした。

そもそもメンタルをやっちゃってる状態での初体験とか、そりゃ不安になりますよね。

 

実際に行ってきた感想を結論から言うと、私は全然嫌ではなかったです。

心療内科に初めて行くのに悩んでる同じ境遇の方の参考になれば良いなぁと思い、この記事を残します。

医院単位やその人その人で全然違うとは思いますが、数多くある中の一例として見てってください。

 

 

もくじ

 

 

 

心療内科の事前情報

 

 

まず事前情報として。

地元の心療内科の口コミをググったところ、ほぼ全医院が低評価でしたw

受付とか医者の対応がクソだったとか、予約が取れんとか、他の心療内科にかかってると凄い邪険にされたとか。

心療内科なんでまあ、メンタルやられてる人が行くことが多いところだと思うので、医院側がほんとにキツいのか患者側が感度ビンビンなのか、もしくは双方なのか、いずれにしても。。。

なんて考えたら行くのもちょっとビビってたのが正直なところです。

きっと、同じ思いの人もいると思いますが、お気持ちわかりますw

 

 

心療内科の医院の印象

 

 

受付

 

 

まず、初診の受付。

気が強そうなベテラン風の看護婦さんが受付です。

 

 

看「診察ですか?」

私  (診察以外になにかあるのか!?わからん!いいや、言ったれぃ!)

    「多分、診察です。」

看「多分。。。?(半ギレ)誰かの付き添いとかお見舞いとかですか?」

 

 

早速半ギレされましたw

だって、わかんないじゃん、初めてだしさ。。。

まあでも付き添いでもお見舞いでもない。

 

 

私「違うので診察ですね。」

看「じゃこちらの紙を書いて持ってきてください。」

 

 

よくわからんが、第一関門突破した模様w

渡されたのはコロナに関する紙と、問診票みたいな紙。

コロナに関する紙には、最近熱は出たか、咳は出るか、倦怠感はあるかなどの二択をチェックで選ぶかんじ。

問診票みたいな紙は、今日の目的(診断書が欲しい、依存症を治したい、相談とかとかその他もろもろ)、最近の体調、お酒とタバコのことなどがあり、それぞれ選んで提出でした。

「多分」とかわけわからん回答をした私が悪かっただけで、受付の方は印象悪くなかったです。

ちなみに診察が終わった後のお会計とか、全然嫌な感じは無かったです。

 

 

相談員面談

 

 

初診の患者には相談員(多分医師免許は無い人)なる人が先に面談するみたいで、私もその流れに。

私は若いイケメン風の方が担当でしたが、若い女性の担当さんとかおじ様みたいな担当さんもいるみたいでした。

聞かれた内容は、

 

・今日はなんの目的で来たのか

・家族構成

・最近辛いことがあったか

・ストレスを自覚しているか

・趣味

・飲酒喫煙の有無

 

そんな感じでした。

聞き方もしゃべり方も嫌な感じは一切無かったです。

個人的にはもう少しゆっくりなペースでしゃべってくれたほうがこちらも話しやすかったかな。

後で「あ、あのときの回答はこっちだったなぁ。」って思うところもあったので。

でも気になったのはそれくらいで全然良い感じでした。

 

 

医者のガチ面接

 

 

30代?40代?の女性の先生でした。

結論から言うと、なんの問題も無し。

話し方、聞き方、今後の対応などなど。

口コミでたまにあるような悪い印象は感じなかったです。

いやぁ、ほんとに良かった。

 

聞かれたことは上記相談員さんと同じ感じで、それの深堀りみたいな内容でした。

仕事の内容とか業務の量とか趣味の話とか、かなり細かく聞かれた印象です。

でも全然嫌な感じは無く、むしろ気分良くお話できました。

 

 

診断結果

 

 

・まだ鬱病ではない。けど、なる可能性は全然ある。

・夜眠れないのは良くないから睡眠薬出しとく。

・仕事は休職が望ましい。仕事するにしても係や業務内容などを変えれたら変えるべき。

・ストレスの内訳は100%仕事。

・退職の判断は今はまだすべきでない

・もっと酷くなったら早めにまた来ること

 

こんな感じでした。

聞いてもらってストレスが劇的に無くなった!とか、すっごく楽になった!

みたいなことはなかったです。

あんまり愚痴れないタイプの業種なので、「友達に愚痴った」くらいの発散になったくらいの印象でした。

逆に嫌なことも無かったのでプラマイ0です。

自身の判断の変更になった話としては、退職しようと思ってると言った所、とりあえず休職で様子を見るべきで、休職終わってもまだ無理そうならそのときに退職の判断をすべき、とのアドバイスをいただきました。

このアドバイスが無ければ翌日に退職届叩きつけれるところでしたw

以外だったのは、鬱病じゃなかったこと。

 

私「私って鬱病なんですか?」

先生「(食い気味に)いや違いますね。」

 

とのことでした。

私のメンタル状態で鬱病じゃないんなら、鬱病の人はどれだけ辛いん。。。そんなの生き地獄じゃん。。。と思いましたね。

わかったことは、私の状態の場合は休職診断書なる物を発行してもらえるらしく、職場を休職できるということ。

また、症状が酷くなるとヤバいかもしれないということ。

とにかく無理せず、症状が悪化したらすぐに病院へ来るように、とのことでした。

ちなみに「症状が悪化したら」の具体例がわからんので聞いたんですけど、教えてくれませんでした。

 

私「先生、症状が悪化したらっておっしゃいますが、具体的にどんな症状が出るんですか?」

先生「人によって違うんですど、眠れない、やる気が出ない、食欲が無い、色々なことに対して不安、とかですかね。」

私「私それ、全部あてはまってますよw」

先生「人によって違いますからw」

 

とのことw

医師の中でなにかの判断基準があるんでしょうね。

具体的に聞いちゃうと、なんとなくそんな気がしてきちゃうから言わないのかなーなんて私は勝手に思いました。

例えば「鬱病になると頭痛がします。」って先生に言われたら、なんとなく頭が痛いような気がしちゃいそうですもんねw

 

まあこんな感じで、良い先生でした。

 

 

医院の雰囲気

 

 

正直、行く前は待合室とかカオスしてる覚悟で行きました。

だって、心療内科って精神がぶっ壊れた人が行くんだから。(自分への特大ブーメランですけど)

そりゃ、モラルとか崩壊して世紀末のヒャッハーな待合室か、もしくはお通夜のようにドヨーン(´Д`|||)っていう空気感なのかな、と思ってました。

実際はなんかね、楽しそうでしたw

患者さん同士で知り合いなのか楽しそうに談笑してる人もいました。

初対面風なのに挨拶して世間話してる人もおました。

常連?さんなんかは普通に挨拶交わしてましたね。

あと寝てる人が結構多かったですw

でもそんな空気の中で「嫌なことがあったらそれも運命、仕方ないから乗り越えてあげるか。って、上から目線で見たら気持ち変わるかもですよ!」って医院側の誰かが言ってるのが聞こえてきたり。

付き添いの人と話してるうちに患者さんがパニクってきたのか声が大きくなってたり。

そんな場面もありました。

その辺は『これぞイメージしてた待合室』感はありました。

けど、他の病院とか駅とかの待合室とそう変わらない印象でしたね。

自分の精神もぶち壊れてたからかもしれませんけどw

 

 

まとめ

 

 

結論として、私が行った心療内科さんは決して嫌な感じはしなかった、ですね。

どなたも親身に対応してくれたように思います。

私が口コミを見て、勝手にハードル下げまくってたからかもしれません。

私が行った心療内科さんがたまたま良かったのかもしれません。

でも、今こうしてこの記事を書きながら思い返しても、やっぱりそんなに嫌な時間ではなかったな、と思います。

 

今回心療内科に行って事態が改善したかしなかったかで言えば、個人的には改善してません。

もちろん、悪化もしてません。

勝手な期待として、『心療内科に行ったら心を漂白剤で白くしたように綺麗にできる』くらいを期待してました。

さすがにそれは無理でしたwって話ですね。

例えば明日からもう仕事はできない、休職しなきゃほんとにヤバい、みたいな場合には診断書を貰えるそうなので、行ったほうが良いのかなという印象。

逆に言えばそれまでは行っても行かなくても同じかも?という印象です。

(でも先生曰く、人は知らないうちに無理しちゃってるから気を付けて、とのことでした)

あ、費用的にはお薬含めて3000円しなかったくらいでした。

お薬の写真。睡眠薬です。

 

f:id:kougagennosuke:20220513213118j:image

 

 

あと心療内科に行ったことによる副作用。

職場の同僚の対応がかなり変わりましたw

何て言うんですかね、『豆腐メンタルを触る対応』と言う表現が適切かなぁw

私は結局、このあと休職に入りました。

診断書の提出とか簡易的な引継ぎとかで職場の責任者に会ったり、電話で担当者に連絡したりしたんですが。

「大丈夫大丈夫、こっちのことはほんとに心配しなくていいから!」

の一点張り。

心療内科に行く前は無理してガンガン働こうぜ!の作戦だったはずが、いのちをだいじにに変わった感じですねw(ドラクエネタ)

まぁ、それを損と捉えるか特と捉えるかは人それぞれですけども。

そう言って貰えたお陰で心がだいぶ楽になったのは感謝です。

絶対に大丈夫な業務量じゃないのに、ほんとすみません。って気持ちのが強いですけど。

 

 

心療内科(精神科)に初めて行ってきた時の話は以上です。

私が行った医院が良かっただけなのか心療内科の平均くらいの医院だったのかは不明ですが口コミをするなら4で良い医院だったので、ご参考に。

あと、心は大事にしましょうね。

私自身へ言い聞かす意味も含めて。

 

 

次の話はこちらから。

 

 

 

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