最新更新日、2021年2月3日。
春の釣りが苦手!
春はどのルアーを使ったらいいのかわからない!
そんな方、多いと思います。
だって春は独特だから。
春の特徴と言ったら。
①冬にエサを食べられずに弱った個体は、体力を復活さるべく爆食モード突入。
②スポーニング(産卵)を控える個体は、産卵に向けて体力をつけるべく爆食モード突入。
③そんな回りの爆食モードの仲間たちに流されて多くのバスが爆食モード突入。
つまり、春はバスがみんな爆食モードで、普段は釣りにくいデカバスでも簡単に釣れる『激アツ』な季節なんです。
ってみんな言ってます。
それ本当か!?
少なくとも私は苦手です。
バスの居所は絞れないのでどこに投げたら良いのかわからないし。
冬にはがら空きだった池がバサーで溢れて釣り場に入れないことも多いし。
そもそも花粉症で呼吸困難だし。
確かにデカバスを狙いやすい時期ではあると思いますが、巷で言われるほどのいい思いは私はあまりしてません。
だからこそ。
春が苦手な私が苦しい時に投げると結果を出してくれる5つの必殺ルアーを、使う順番に紹介します。
きっと、あなたに春バスを釣れてきてくれるでしょう。
だって下手っぴな筆者に春バスを釣らせてくれたルアーたちだから。
初心者の人はスポーニングとか、気温の変化とか、難しいことを考えずにとりあえずルアーを投げて巻いてを繰り返すことが釣果への第一歩です。
栄えあるトップバッターはこのルアーです。
TN60(Jackal)
まずはジャッカルのバイブレーション。
TN60ですね。
冬もスタメンでお世話になったこのルアーは春もスタメン起用です。
バスがどこにいるかわからない時に使いましょう。
(私は春はだいたいどこにいるかわからないからほぼこのルアーから使います。)
TNシリーズはサイズのラインナップが豊富なので、状況に合わせていくつかのサイズを持っておくと良いでしょう。
私はTN50、60、70でローテーションしています。
とりあえず1つ目のTNは60の派手目のカラーがおすすめです。
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さて、TNで地形がわかったら、あとはポイントに合わせて個別攻略。
2番バッターはこちらです。
D-zone(エバーグリーン)
①風が吹き、②水が濁り気味で、③バスがボトムにはついてないっぽいときはこれ。
ブレードのキラキラと強い水押による水流でバスへのアピール力はかなり強めのスピナーベイトです。
冬ではアピールが強すぎて嫌われがちなこのルアーも、春からはスタメン復帰です。
そのスピナーベイトの中で私的に最強のルアーがD-zoneです。
「風が吹いたらスピナーベイト」の格言があるスピナーベイト。
D-zoneの優秀な点は、ゆーーっくり巻いてもしっかり動くブレードと、ユラユラ誘うスカートが秀逸です。
3/8オンスを足場が高いところからゆーーっくり巻く使い方がおすすめです。
同じレンジをキープできる早さで巻くのがコツ。
もちろん、足場が高くなくても中層ただ巻きで良く釣れます。
1/2オンスは3/8オンスより深いレンジを探ったり、中層を早く巻きたい時に使います。
3/4オンスはディープを手早く探ったり、遠投したい時に使います。
各ウエイトごとに出番が違うので、この3つのウエイトは揃えた方が使い勝手がいいですね。
デメリットは、強度です。
発売当初は「3匹釣ったらワイヤーが折れる」なんて噂されてました。(私のは無事)
ワイヤーの柔らかさ故に出せるスローアクションなので、確かに骨太なスピナーベイトって感じはしません。
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PDチョッパー+アンモナイトシャッド(Zappu、Jackal )
スピナーベイトよりもゆっくり巻きたいときはPDチョッパーにアンモナイトシャッドをトレーラーにした通称PDアンモ。
特にPDチョッパーのデッドスローはゆっくり巻いてもしっかり動き、その名の通りデッドスローに巻けます。
暴れ神セッティングも有名ですが、個人的にはPDチョッパー1/4オンスに5.5インチのアンモナイトシャッドが最強。
シャローをゆっくり巻いてくると、バイトがあります。
PDアンモの優秀な点は、デカバスがよく釣れること。
私平均は45cmで、40cm以下は釣ったこと無いくらいにデカバスが釣れます。
春のデカバス狙いには欠かせないタックルですね。
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ソウルシャッド(Jackal)
冬にもバイブレーションと2トップで主力だったシャッド、春もスタメンです。
スピナベやクランクでは水押が強くてアピールが強すぎる場合はシャッドの出番です。
バイブレーションと似たアピールをするルアーで、水を「押す」っていうよりは「切る」って感じのアクションで、やる気が低めのバスにも口を使わせられます。
中でもソウルシャッドは、ただ巻きするだけで気がついたらバスが釣れてますw
シャッドはただ巻きで使うことが多いので、各シャッドルアーごとにある特徴がもろに出ます。
ロッドワークとかで動きを誤魔化せないんですね。
だからこそ、ただ巻きで釣れるシャッドのソウルシャッドは優秀なルアーと言えるでしょう。
特に秀逸なのはただ巻き中のバランス姿勢。
高速巻きでも低速巻きでもしっかり泳いでくれます。
また、ストラクチャーに当たったときは、「ヌルっ」とタイトにかわします。
クランクのように平打ちで大きくかわさないため、ストラクチャーの近くを通せます。
アピールより喰わせ重視のルアーなので、バスがいるところを通せれば釣果に期待できますね。
逆に遠くからバスを引き寄せることは苦手なルアーとも言えます。
早めに巻いて、手返し良く探っていきましょう。
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しかし、喰わせ重視のシャッドでさえ、口を使わない天才君もいます。
そんなときの最終兵器はこちら。
デラクー(jackal)
投げて巻くだけ系のルアーで最強はデラクーでしょう。
小さいボディーの尻尾にブレードがついていて、ただ巻きでバスを釣ってきてくれます。
本当に投げて巻くだけ。
そこにバスがいれば、高確率でバイトを誘ってきてくれます。
弱点は、根掛かりが多いこと。
小さいボディーにむき出しのフックはバスだけでなく木の枝や地球もよく釣れます。
障害物が多めのポイントは別のルアーで攻めましょう。
ポイントを攻めつくしたときの最終兵器、それがデラクーです。
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これで釣れなかったら、多分その池はバスが絶滅してるですねw
まとめ
TN60
D-zone
PDアンモ
ソウルシャッド
デラクー
春はスポーニングも絡むのでスポーニング前、後で釣りかたも変わります。
難しい面もありますが、数をこなせば結果が出やすい季節でもあります。
紹介したルアーを使えば、春バスに出会えます。
だって下手っぴな私でも釣れたから。
お試しください。
おわり。