いらっしゃいませ。
初心者向け資産運用の解説をする資産運用のいろはシリーズ。
今回は株式投資の解説です。
心の声「株なんて怖くてやれないよ。。。」
心の声「難しいことは関わりたくないな。。。」
なんて人たちは是非読んでってください。
では早速始めます。
もくじ
株式投資の仕組み
株式投資とは、上場している株式会社に出資することです。
例えば、皆さんご存知トヨタ自動車やヤマダ電機、オリエンタルランド(ディズニーランド)などの有名企業の多くが株式を上場しています。
上場している株式なら我々一般人でも株式を買うことができます。
株式を買ったことで株式会社に出資したことになるんですね。
逆に買われた側の会社は、株主に対して利益を還元するために日々の仕事の儲けから株主にお返しをします。
それは配当金だったり、優待だったりします。
さらに業績が好調だと、皆が株を買いたがるので、株価自体が値上がります。
逆に業績が不調だと、株価は値下がります。
これが株式投資の仕組みです。
買い方1、値上がり狙い
自分が買った時よりも株価が値上がりすることを見込んで株式を買うことで利益を狙います。
株式投資には色々な数値があり、狙い目の株を探します。
無事に値上がりしたら、売却することで利益が生まれます。
<例>
株式会社げんっていう株を10万円で買ったとします。
業績がめちゃくちゃ良く、株価が30万円まで上がって売却した場合、20万円の売却益が生まれます。
逆に業績が不調で株価が5万円に下がって売却した場合、5万円の損が生まれますよね。
これが値上がりを狙う買い方です。
簡単ですね。
この買い方をキャピタルゲインって言います。
難しいですね。覚えなくて全く問題無いのですぐに忘れてください。
買い方2、配当金狙い
各企業後とに1株あたりの配当を定めています。
この配当が良い株式に投資して配当金を得ることを狙う買い方が配当金狙いです。
<例>
100株で10万円の株式を買ったとします。
1株あたりの配当金が50円とした場合、100株で5000円の配当金をもらえます。
この場合、10万円に対して5000円の配当金なので、配当率は5%ですね。
5%って、株式の配当なら結構あります。
ちなみに普通預金の基準金利は0.001%です。
買い方3、優待狙い
株式には優待がついている株式が多くあります。
自社の商品をくれたり、割引券をくれたり、カタログギフトをくれたり、クオカードをくれたり。
様々です。
例えばテーマパークの株式は、入場券の割引やタダ券をくれたり。
牛丼屋の株式は、割引券をくれたりします。
人気の株主優待はイオンで、100株所有で3%分を買い物した金額からキャッシュバックしてくれる株主券をくれます。
ヤマダ電機では100株所有で年間で5000円分の割引券をくれます。
そんなおいしい優待を狙って買う買い方です。
<例>
実際にヤマダ電機で計算してみましょう。
ヤマダ電機の株はだいたい500円くらい。
100株で50000円のくらいです。
で、100株の場合は年間で5000円の優待をくれます。
つまり年間で10%分の利回りですね。
ちなみに定期預金の年間利回りは0.002%です。
ヤマダ電機はかなり優秀な優待株ですが、ほかにも優秀な優待株は多いです。
ヤマダ電機の場合は、10年で50000円分の優待をもらった後は毎年+5000円分の優待がもらえる超優秀株です。
他の優待株も魅力的です。
買い方4、配当と優待の合わせ技
上記の配当が良い銘柄に、優待がついている銘柄もあります。
例えば、配当が3%あり、さらに優待が5%分ある銘柄があれば、実質的には8%の利回りですね。
このように、配当と優待を合わせて計算することが大事です。
株式投資のリスク
株式投資にはいくつかのリスクがあります。
・手数料がかかる
これはリスクっていうよりもデメリットですね。
売買に手数料がかかります。
と言っても金額的には大きくはないです。
頻繁に売買する場合には少し気になるので、手数料が安いところで売買したいですね。
・値下がりのリスク
景気次第では株式が買った時よりも下がることがあります。
自分持っている銘柄だけ下がったり、○○ショックとか言って日経平均株価自体を大きく下げたりします。
・配当、優待の弱体化、撤廃
会社の業績が悪くなりまくると、配当とか優待が減ったり、無くなったりすることがあります。
例えば、日産自動車なんかは昔は高配当株として人気でしたが、今では配当が無くなってます。
企業として儲かった利益を株主様に還元しますよ。ってのが配当とか優待なので、そもそも儲からなかったら還元できるものも無いですからね。
ちょっとやそっとでは配当や優待は変えませんけど、リスクではあります。
・倒産のリスク
最悪の場合、倒産するリスクもあります。
よく倒産した企業の株式は紙くずになるなんて言いますよね。
よっぽどのことが無い限りは倒産までは行きませんし、国が動いて倒産させないってこともよくあります。
けど、万が一には倒産もあるので、リスクです。
まとめ
株式投資の解説はこんなところです。
いかがだったでしょうか。
超絶要約すると、株式会社の一部を安く買って高く売ったりおまけで配当金とか優待をもらう投資。
これが株式投資です。
個人的にはかなりおすすめな投資です。
株式投資の始め方
最後に、株式投資の始め方を紹介してこの記事は終わりです。
っていうのも、投資信託や株式投資を始めるには証券口座を作らないと始められません。
結構銀行の普通預金を持っていれば始められるって思ってる人がいるんですけどね。
別の口座が必要です。
証券口座とは、簡単に言えば投資用の口座みたいなものです。
ここにお金を入金してから株式を購入するって流れになります。
証券口座は大きく2つの始め方があって、これがかなり重要なんですね。
証券口座の作り方
①金融機関の窓口で口座を開設する
金融機関の窓口で口座を開設する方法があります。
証券会社はもちろん、銀行でも取り扱っている所も多いです。
今使ってる金融機関で聞いてみてもいいかも。
②ネットで口座開設する
ネットでも証券口座を開設することは可能です。
ネットで申込みをすれば申込書が届くので、あとは指示に従えば作れます。
メリット、デメリット
じゃ、どっちがいいの?って話です。
どちらも一長一短なので、メリットとデメリットを比較していきます。
①金融機関の窓口で開設する場合
・メリット→プロに相談が出来る
プロに相談が出来るのが金融機関の窓口で口座開設する場合のメリットです。
めんどくさい口座開設の手続きも、実際に株式投資を購入するときも、プロが相談に乗ってくれます。
だって成績になるから。
ただし、悪い担当だと自分の成績に有利な商品を進めてくるので要注意。
・デメリット→手数料が高い
担当者がいるってことは、当然ですが手数料が高いです。
ぶっちゃけた話、金融機関的には株式投資を売ると手数料がおいしいので、担当者の成績的にもおいしい金融機関が多いです。
②ネットで開設する場合
・メリット→手数料が安い
手数料が安いです。
例えば普通預金から証券口座へお金を移したり、逆に戻したりする手数料が無料だったり。
株式の売買手数料が安かったり。
先のことを考えると、これから何度も取引するかもしれない手数料が安いってのはかなり大きいメリットですよね。
・デメリット→プロに相談できない
口座開設の時は、カスタマーセンターみたいな所に相談できるかも。
実際に投資信託を買うときは、プロに相談できません。
その代わり、投資セミナーを開催したり、頻繁にメルマガを送ってくれる所が多いです。
以上です。
どちらが自分に合っているか考えて開設するといいでしょう。
あ、すいません。
別にどっちかしか開設できないなんて決まりは無いので、両方開設しても大丈夫です。
NISAって特別な枠だけは1つの金融機関でしか作れないので要注意。
最後に、私がおすすめするネットの証券口座のリンクを貼っておきます。
悩んだらとりあえずここで開設しとけばいいと思います。
おわり。