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この記事は、しがないリーマンが『最強の営業集団・プルデンシャル生命』にスカウトされた話を綴った記事です。
前回の話はこちらからどうぞ。
前話をまとめると、『よくわからんけどプルデンの営業マンのガチ提案を受けてきた話』ですね。
今回はその感想と言ったところ。
田中(仮)のプレゼン
前話までで紹介してると思いますが念のため。
これまで私が営業された経緯を紹介します。
①自分が死んだらいくら必要か、とか家族にいくら残したいか、とか聞かれた。
②次回面談日の予定合わせ。
超凝縮するとこんな感じ。
①の情報を元に、田中(仮)が商品を作ってきました。
田「げんさんにピッタリな保険は、3つの保険を合わせて完成します!」
私「3つ?」
田「そうです!げんさんが亡くなったときにご家族に残せる保険と、げんさんが働けなくなった時に貰える保険と、げんさんが病気になった時に備える保険です!」
つまり、私が死んだとき、就業不能になったとき、病気になったときに金を貰える保険らしい。
詳細を書くのはややこしくなるので、こんなイメージくらいの印象です。
まぁ、よくある形です。
田「げんさんのお話を元にピッタリな保険金額を設定してきました!キラキラ」
目を輝かせて語る田中。
なるほど、私が「自分が死んだら家族にいくら残したいか」とかのあの話のくだりを元に作ってきたわけか。
そりゃ、私にピッタリの保険になるわけだ。
どれどれ。
私「私が死んだら2000万円、私が就業不能になったら月20万円、私が入院したら月5000円貰える保険なんですね。」
田「その通りです!さすがげんさん、話が早くて助かりますw」
我ながら、良い具合の保険金だと思う。
リーマンの生涯年収の平均が2億円と言われてて、営業された当時は30才くらい。
あと35年働くとして、あと1億6000万円ほど稼げる計算。
ほんとは死亡したら1億くらいにしたかったけどそんなプランにしたら掛け金も凄いことになりそうだったし、就業不能とかのプランを考えたら2000万円の死亡保険金が妥当かな、という計算。
田「それぞれ違う種類の保険で組んでるので掛け捨ての保険もありますが、養老もあるので65歳の保険金最終支払したら70歳まで放置しといてもらえれば、払ったお金より貰えるお金のほうが200万円程多く解約返戻金として受け取れます!」
わかりやすく言うと、65歳まで2000万円くらい払うけど、70歳で解約すれば2200万円くらい返ってくる、ということですね。
で、例えばもし1年後に私が死んだりしたら数十万払っただけで2000万円貰えるという感じですね。
掛け金を払えれば、実質損しない計算です。
問題はこの掛け金がいくらなのか、です。
私「内容はわかりました。で、保険金はいくらになるんですか?」
田「月に6万円です。」
。。。6万?
え、高ない?w
え、高いよね、これ。
手取りが20万円弱のフツーのリーマンがさ、来月から6万の出費が増えるってさ、高いですよねw
私「た、高いですねぇ。。。」
田「そうですよね、げんさん。例えばですけど、高級車って何をイメージされます?」
は?車?
私「ベンツ、とかですかね。」
田「ベンツって、高いですか?安いですか?」
私「高いですよね。」
田「そうですよね。良いものは高いんです。」
まぁ、そうね。服でもなんでも、良いものは高いね。
田「だから、この保険も高いんです。ただ、良い保険なんです。」
私(そうきたか)
田「げんさんがこの保険を高いと思って保険の内容を下げることは簡単です。でも、もしげんさんになにかあったとき、ご家族に残せるお金は減ります。」
私「まあ、そうですね。」
田「なにより、げんさんが前回のお話で教えてくれた保険金額通りの設定になってるはずです。」
前回のお話とは、喫茶店で答えたあの話の件ですね。
自分が死んだらいくら家族に残したいか、とかそんな件です。
まあ確かに、死んだら2000万円は残したいと言ったのは私自身なんだけどね。
だからと言って月6万円は薄給リーマンの私にはハードルが高いなぁw
と言うことでちょっと家で考えようと提案すると、田中(仮)との攻防が開始しますw
田中(仮)との攻防戦
私「ちょっと、持ち帰って考えてきます。」
持ち帰る。
これは結論に困ったときの必殺文句ですね。
これ言っとけばだいたい先延ばしにできる超絶便利な言葉です。
田「そうですよね、急には決めかねますよね。でもげんさん、持ち帰って考えて、結論が出ますか?」
必殺技、効かずww
そしてどゆこと?w
田「げんさんが持ち帰って一人で考えるより、私がいる今、相談しながらのほうがより良いと思うんです。」
なるほど確かに。
田「考えたいポイントはどんなところですか?」
私「掛け金が高い、ですかね。」
田「そうですよね、高いですよね。」
お、行けたか?
田「でもげんさん、前回お話で年収とか生活費とか聞いて、私はこの金額が妥当だと思って提案してます。」
ダメだったw
田「例えば、年払いにしてもらえれば少し変わりますけど、計算出しますか?」
私「そうですね、お願いします。」
田「他に、何か思うところはありますか?」
私「少し内容を下げたパターンも見てみたいです。」
田「わかりました。では提案書を作ってまたお会いしたいです。いかがです?」
お、行けたww
私「あ、お願いします。いつにします?」
田「では〇月〇日でいかがですか?」
私「はい、大丈夫です。お願いします。」
田「だからね、げんちゃん。」
お?げんちゃんだと?プルデンモード終わった?
田「お願いします。はこっちのセリフねw」
そこには完全にプルデン友達に戻った田中(仮)の表情がありました。
多分、ここまではブルーブック(プルデン式マニュアル)に則って話をしていたんでしょう。
なるほど、これがプルデンシャル生命の営業術か。
先延ばしにするにも、プルデン側から新しい提案を作るのね、勉強になりました。
てか、田中(仮)よ、最初の契約の時とのギャップが凄いよ、さすがにw
今回は以上にします。
次回に続く。